中国依存は危険

中国依存は危険…ファーストリテイリング・柳井正会長


 「工賃上昇などを考えると、あまりにも中国に依存するのは危険だ」と語るのは、カジュアル衣料品店ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長(59)。ファーストリテイリング社は製品の約9割を中国で生産しているが、今後、生産全体の3−4割はベトナムなど中国以外の海外とする方針。「今の中国は繊維や縫製という一番初歩的な産業に最適だと思うが、将来的にずっと続くことはない」との見方を示す。

 中国を「偉大な生産地」と称賛する。チベット自治区の暴動弾圧で国際的に批判が高まっているが、「政治問題でカントリーリスクはないと思う」ときっぱり。「むしろ、日本の方が政治的には不安だ」と、衆参のねじれによる与野党の対立で混乱が続く国内政局を皮肉った。

柳井 正(やない ただし、1949年2月7日 - )は、日本の実業家。カジュアル衣料の製造販売業「ユニクロ」を中心とした企業グループ持株会社「ファーストリテイリング」代表取締役会長兼社長。また、フォーブス発表の2006年度世界長者番付では、推定資産42億米ドル(邦貨換算4200億円 換算レート100円=1ドル)で78位にランクされている。

経歴
父、(柳井等)がユニクロの前身「メンズショップ小郡商事」を宇部市に創業。1984年まで代表取締役社長を務め、1999年2月に80歳で亡くなった。遺産総額は、当時の税務署公示によると27億1,500万円。
柳井正本人は山口県宇部市中央町生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒後、ジャスコ(現在のイオン)に入社したが、9ヶ月で退職し、父の経営する小郡商事に入る。1984年、父のあとを受けて、同社の社長に就任。安価で、日常的なカジュアル衣料の販売店を着想し、「ユニークな衣料(clothe)」ということで「ユニーク・クロージング・ウエアハウス(略称ユニ・クロ)」と名打って、まず広島市にその第一号店を開店。その後中国地方を中心に店舗を拡大していく。

ユニクロの路線が、徐々に陽の目を見るようになった1991年、社名を「ファーストリテイリング」に変更。2002年、代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO)に就任。いったん社長を退くも、2005年には再び社長に復帰。同年、持株会社制への移行を受けて、グループ各社の会長職を兼務している。

経営論の著書もある。

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